海外での転職とジョブチェンジ:タイでの求人面接の現地事例

最近、タイに駐在している友人が、現地での転職を希望しています。
タイ国内の日系、台湾系、タイ系の企業を調査し、
面接体験のフィードバックをまとめましたので、共有します。

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タイでの日系企業の面接経験

一般的に、日系企業はタイにある「日系」人材紹介会社を通じて採用活動を行うことが多いです。
企業と直接面接する機会は少なく、人材紹介会社や派遣会社が候補者を選別します。まずは
先在JobsDBなどの求人サイトに履歴書を登録し、日本語と英語が話せる求職者は多くの人材紹介会社から連絡を受けることがよくあります。
日本語が話せない場合、タイの日系企業は主にタイ人や日本人を優先して採用するため、
他国籍の人材が面接の機会を得るのは難しいです。
今回、友人Aは3社の面接を受け、1社で内定を得ました。人材紹介会社を通じて英語、日本語、タイ語で面接を行い、その後紹介された企業で2度の面接を経て採用されました。
求職プロセスには時間がかかることが多いです。

 

タイでの【台湾系企業】の面接経験

主に2つの方法があります:
(1) 台湾の求人サイト「104」で勤務地を「タイ」に設定して現地駐在の仕事を探す方法。
(2) 知り合いの台湾人に紹介してもらう方法。これは信頼度が高く、給与や役職が良い仕事に就くチャンスが多いです。
今回、友人Bは104で台湾系企業の仕事を見つけました。タイで外国人として働くにはタイ語に精通していることが基本条件とされ、英語力も中級以上が求められます。
面接はタイ国内で直接行われることが多いです。

 

タイでの【タイ系企業】の面接経験

タイ系企業ではJobsDBLinkedin を通じて連絡を取ることが一般的です。
ただし、企業にとって不可欠な専門スキルを持っていない限り、英語しか話せない人材の採用は稀です。
面接はタイ語で行われるため、十分なタイ語能力が必須です。
友人Cは北アジア市場に進出しているタイ企業に応募し、
中国語、英語、タイ語が面接の基礎条件とされました。しかし、タイ系企業はタイ人の給与基準に基づくため、
日系や台湾系企業に比べて給与水準が低いことが多く、先進国出身者にはあまり魅力的ではありません。

 

これらの事例から、タイでの転職やキャリアアップの機会は多いことが分かります。
しかし、どの企業(日系、台湾系、タイ系)でもタイ語のコミュニケーション能力は必須です。
また、タイ人にはない専門スキルや人脈なども求められます。
すでにタイに駐在している方は、タイ語を学ぶ機会があればぜひ活用してください。そうしないと、
転職時に良い仕事のチャンスを逃してしまう可能性があります。

 

タイに長年派遣されており(詳細はプロフィールをご覧ください)。タイ語が話せる私は皆さんのタイでの秘密の助っ人です。私のFBに参加してください:タイのア亮先生 - タイでの長年の駐在日記、タイでの仕事、生活、旅行、ビジネスについて交流しましょう。

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